コラム
Column
2025.12.2
No.06 骨粗鬆症と歯周病の関係

骨粗鬆症は、全身の骨強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気で、日本では推定約1,000万人以上が罹患していると言われています。その約90%が女性であり、特に閉経後は、卵巣機能の低下に伴うエストロゲン分泌の減少が発症の大きな要因となります。 このエストロゲンの欠乏は、全身の骨だけでなく、歯を支える「歯槽骨」にも影響します。歯周病が進行しやすくなり、歯の喪失リスクも高まることが多くの研究で報告されています。
また、骨粗鬆症の治療に使われる「ビスフォスフォネート製剤(BP系薬剤)」を服用している方は、抜歯などの外科処置で骨の壊死が生じる可能性もあるため、自己判断で歯を抜くなどの行為は絶対に避けるようにしましょう。
北山田グリーンデンタルクリニックでは、すべての患者様に安心して通っていただける歯科医院を目指し、予防歯科を中心とした長期的な口腔管理を大切にしています。歯科用CTやデジタルレントゲンなどの最新設備を導入し、正確な診断と丁寧な説明を行うことで、患者様がご自身の状態を理解しながら治療を進められるようサポートしています。
また、バリアフリー設計でお子さまからご高齢の方まで快適に通院でき、キッズスペースも完備。家族みんなで安心して通える地域密着型のクリニックです。
北山田駅から徒歩1分とアクセスも便利です。骨粗鬆症のお薬を服用している方や、歯ぐきの状態が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。スタッフ一同、丁寧なカウンセリングと確かな診療で、皆さまの健康をサポートいたします。
