コラム
Column
2025.12.3
No.07 関節炎や腎炎と「お口の健康」の意外なつながり

一見すると無関係に思える「関節炎」や「糸球体腎炎(腎炎)」といった病気と、歯ぐきの病気(歯周病)。しかし近年、こうした全身疾患と口腔内細菌との関連性が次々と明らかになっています。
例えば、関節炎や糸球体腎炎の原因のひとつとされる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌は、実は私たちの口腔内にも常在している細菌です。歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症によって血管が破れ、こうした細菌や炎症性サイトカイン(炎症物質)が血液中に流れ込み、全身の関節や腎臓などの臓器に影響を及ぼすリスクが生じます。
特に歯周病由来の炎症物質は、関節リウマチの症状を悪化させたり、糸球体腎炎の炎症反応を助長したりする可能性があるとされ、医科と歯科の連携による予防的口腔ケアが推奨され始めています。
北山田グリーンデンタルクリニックでは、全身の健康を見据えた予防歯科を重視し、歯周病の早期発見・早期治療に力を入れています。歯科用CTやデジタルレントゲンなどの最新機器を活用し、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診療を行っています。
また、バリアフリー設計やキッズスペース完備など、幅広い世代が通いやすい環境を整えています。北山田駅から徒歩1分とアクセスも良好です。関節炎や腎炎などの持病がある方も、まずはお口の健康チェックから始めてみませんか?
